まんが(2026/2/25更新)

お知らせ

・限定単行本「小さな平和」発売中
・AmazonMangaの「すくすく!しあわせジョン」は、「タテスク版しあわせジョン」に改題し、共通の作品をお届けいたします。

作者つぶやき(2026/2/26更新)

SNS時代、誰もが承認欲求との付き合い方を問われています。いま、太田肇著「承認欲求の呪縛」を読んでいます。ぼく自身、まんがをやってるような人なので、承認欲求が強いのですが、この本を読み進めることで、しっかり向き合わされ、なかなか学ばされるものがあります。株主優待で生活している桐谷広人さんの本も同時に読んでいたのですが、億単位の資産があったのが、数千万まで下がったときに、相当に絶望したそうです。それほどの資産がない多くの人はこれを見て、「数千万もあるじゃないか」と思ったことでしょう。ぼく自身、昔のアカウントでしあわせジョンの読者を着実に増やしていたとき、いいねの数が数千あったのが数百だと、「今日アップした作品は面白くないのだろうか」などと、いいねにずいぶん気分が左右される経験がありました。要因は色々ですが、いいねは単なるいいねでしかなく、まんがの面白さの指標でもなければ、お金が増えたわけでもないのです。さらに掘り下げれば、お金の価値とはなんだろうか?という問いが生まれます。貨幣に関する本を読んでいた際に知ったのは、貨幣や金はそれ自体に価値があるとみんなが思っているから価値があるということです。オランダ黄金時代には、チューリップの球根の価値が異常に高騰したチューリップバブルと呼ばれる期間があったそうで、たかが球根に多くの人が感情を揺さぶられたそうです。「人気」も、ささいなきっかけでバブルのようにはじけてしまいます。人気があれば、人々にほめたたえられてよりがんばることができ、その力と名声を活用した多くの好循環が生まれますが、なにごとにも天井はあります。100万人のファンが50万になったら、絶望してしまうのでしょうか。「すべての人にほめられるとき、あなたがたはわざわいである」とかなんとか、ルカの福音書には書かれているそうですが、それを知ったのはスヌーピーでおなじみ、まんが「ピーナッツ」です。読書をしていると、いろいろとつながっていくのが面白いですね。