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・限定単行本「小さな平和」発売中
・AmazonMangaの「すくすく!しあわせジョン」は、「タテスク版しあわせジョン」に改題し、共通の作品をお届けいたします。

作者つぶやき(2026/3/11更新)

シナリオ作りの日々です。自分でやってることなのでよいのですが、大変なので、脚本家がどのくらいの期間で脚本を書き上げるか検索したら、最低3週間と出ました。時間をかけるほどいいわけではないが、料理や映画もそうですが、一瞬のためにたくさん時間をかけることの尊さについて思いを馳せます。
一方、いつまでも時間をかけてていいものかと思うのが、震災の復興ではないでしょうか。ぼくは2025年、スーパーカブで旅をしていた際に、実際に東北の国道6号線を走り、浪江町や双葉町の様子を見ています。新しい建物はあれど殺風景で、黒い土嚢がたくさん積まれていたり、支線の道はすべて帰還困難区域として封鎖されていたり、作業員の乗った車が多く往来しており、十数年たってもディストピアの様相は抜けきっていませんでした。人間がやたらに電気を求めるばかりに、原発があり、そして事故が起きたわけですが、かといってその恩恵を享受しているぼくは、何とも言えない気持ちになります。自然は災害などで常に本来の姿に揺り戻してきます。電気に依存するほどその影響は顕著です。電気を活用することと、節約することは、共存できる気がします。小さなことでも、つけっぱなしにしないなど、明らかな無駄を省けば、ちょっとは原発に頼らなくて済むのかなあ、と思ったりします。