まんが(2026/2/22更新)
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お知らせ
・限定単行本「小さな平和」発売中
・AmazonMangaの「すくすく!しあわせジョン」は、「タテスク版しあわせジョン」に改題し、共通の作品をお届けいたします。
作者つぶやき(2026/2/22更新)
戸谷洋志「親ガチャの哲学」を読み、「私が私の人生を引き受ける」ということについて思いを馳せています。本当にやりたいことをやっているか?本当に好きな人に好きを伝えているか?世間体や、嘘が社会生活を円滑にする面もありますが、その要素が多ければ、人は自分にうそをついてばかりになって、次第にうつになるのではないでしょうか。結局非自己は身につかないものです。
ぼく自身も時に、幼少期からの様々な不足や孤独感ゆえに、他責思考の厭世観に支配されることがあります。しかし、両親ともに複雑な家庭環境で育ったために、その中でできる限りの愛をくれたのだといまは思っており、こう思えることは幸運なのかもしれません。学生時代も、死んでしまうよりは、とにかく考えてなんとかその場をしのぎました。良き情報や哲学、周りの人間に救われたゆえに、なんとか生きている気がします。まだまだコミュニティを作る力は少ないですが、しあわせジョンの物語を読み、愛の欠乏を抱えた人々が少しでも心豊かになる手助けができればいいなと思うこのごろです。一方、十分に愛された人をうらやむこともまた、その人への差別なのではないか、という視点が現れます。人を嫉妬することと同じくらい、嫉妬されることは、息苦しいことです。ぼく自身も、嫉妬されているのではないかと思う瞬間があり、相手のズンと暗くなった顔を見て何とも言えない気持ちになります。嫉妬されたときに感じる「いやいやぼくも大変なんですから」という気持ち。これを忘れないことが、他人への嫉妬心を持った時に暗い気持ちになるのを緩和する薬な気がします。共感しきれないことが、人間関係の勝手な悲しみをもたらしているのかもしれません。自分自身の人生を引き受けること。言葉で伝える力に乏しいのが残念ですが、それこそが生きる鍵のような気がします。
